1961-02-10 第38回国会 衆議院 予算委員会 第8号
また中共政府自体とも現実的に話合ができるのではないかとも考えている。中共を国連に入れることを推進することは目下のところ有害無益なので中共とのコンタクトを維持し、拡大する他の方法を探究してきた。中共にある代表部に大使をおくろうとも考えており、中共がこれに応じ相互的な取極ができるならば幸いである。」こういうことでございます。念のため申し上げます。
また中共政府自体とも現実的に話合ができるのではないかとも考えている。中共を国連に入れることを推進することは目下のところ有害無益なので中共とのコンタクトを維持し、拡大する他の方法を探究してきた。中共にある代表部に大使をおくろうとも考えており、中共がこれに応じ相互的な取極ができるならば幸いである。」こういうことでございます。念のため申し上げます。
再びああいう事件のないようにできるだけの注意を払うということは、国際的な道義の上から言っても当然のことでありまして、こういうことを日本政府が言っておりますが、なかなか中共政府自体がこの問題をそう政治問題と経済問題とを切り離して考えるという日本政府のような割り切った考え方になっていないという点で、なかなか日本もやりたいということを考えておるし、中共自身にも日中貿易ということからくるいろいろな利益もあるのでありましょうが
これはむしろそういった純経済的な問題を超越をいたしまして、中共政府自体に大きな政治的な意図があるのではないかということを、私は当時参考人の諸君にまあ質問をし、同時に政府にもその問題につきましてお尋ねをいたしたわけであります。私どもがそう考えておりましたことが、全く裏打ちをせられたような状態となって現われたのが、この今度の第四次貿易協定の覚書の問題であるのでございます。
又日本の赤十字と、中国の紅十字とその政府とに対する影響と申しますか、そういうようなものはやはり距りがあるのじやないかと思うのでありまして、従つて誠意を尽くします相手が紅十字である場合において、果してその誠意がどれほど中共政府自体に影響を及ぼすかというような点については、やはり日本における場合と同じように考えるのは、少し行き過ぎではないかというふうに我々は見ている次第であります。
なお、中共に対する不信というふうに、先ほど私ども申しましたことをおとりになられたようですが、決して中共政府自体に対して日本政府が不信の念を持つているということではないのでありまして、中共政府と中国紅十字会との相関関係というようなものにおきまして、中国紅十字会に対していろいろ好意を示すということが、同時に中共政府の政策にすぐに影響があるというように考え、解釈するのは、中共の国柄から見て少しむずかしいのではないか
これは中共政府自体がやつたのではなくして、その陰に隠れその表面に立ちましては日本人の青年民主連盟と称するものがこの主催をなしたのであります。彼らの言う共産主義者たちであります。